FreeCAD + 3Dプリンタでプレピー万年筆を改造してみた
できるだけ線の細い万年筆が欲しいと思い、昨年プラチナ万年筆のセンチュリー3776のUEFを購入したのですが、どうも線の入りと抜きが上手くないので、もっと細く線の制御が容易なものをと思い作ってみました。
要件としては、以下の通りです。
- 丸ペン先が無改造ではまる
- コンバータが使用可能
- 丸ペン先を強固に固定し、たわまないようにする
- 3Dプリンタで容易に作成可能(誰でも作れる)
- 市販のプレピー万年筆の部品が流用可能(特にコンバータとスリップシール機構付きのキャップ)
設計には、FreeCAD-0.16-6712(git) x64、Windows7 Professional 64bitを使用しました。
部品の形状は以下の画像の通りです。
これをSTLにエクスポートしたものを、DMMの3Dプリントサービスで出力しました。
インクはプラチナ万年筆のブランセピア(顔料)を入れています。
キャップやコンバータは、緩くも固くもなく、丁度良いはめ具合です。
線の細さは、筆圧の強弱によって容易に変えることができ、UEFより細い線を書くことができます。