Raspberry Piでユーザアカウントを追加する正しい方法
Linux Boxとして使うには罠が多い件について
Raspberry Pi2を買うまでは玄箱でちまちまやってきたわたしとしては、 /etc/shadow とか知らなかったのですよ。
で、ググりつつユーザアカウントでも追加してみるかと思ったところ、ハマってしまったわけで。
$ sudouseradd -m -g users -G adm,dialout,cdrom,sudo,audio,video,plugdev,games,netdev,input,spi,gpio foo
で、アカウントを有効化しようと思ったら、passwdコマンドかusermodコマンドでパスワードを設定しないといけない。
まず、passwdを使おうと思って、
$ sudo su - foo $ passwd foo 用にパスワードを変更中 現在のUNIXパスワード:
・・・今はパスワードなんか無いと言うに。
で、usermodの方を調べてみると、
- p password
とか書いてあるわけですよ。どないせえと。
で、強引に /etc/shadow のパスワードエントリをユーザpiからコピペしてきたりすると、 /etc/passwd との不整合が起こって、
$ sudo pwconv
とかやる羽目になったり。
正しい方法
で、色々見てて、passwdコマンドのmanpageを見てやっと分かった次第。それは、
- rootがpasswdコマンドを使う場合、現在のパスワードの入力を省略できる。
・・・これ。これをもっとアピールしてくれれば、・・・
で、正しい手順
- sudo useradd
でユーザアカウントを作成する - sudo passwd
でパスワードを設定する - パスワードを設定したらアカウントは有効化されるので、sudo usermod -U
とかはしなくて良い
- パスワードを設定したらアカウントは有効化されるので、sudo usermod -U
少しでもまともなUnixを触った人なら常識なんだろうけれど、シャドウパスワードとか何それ?、と言う人も恐らく触っていると思うので、誰かの役に立つことを願って。